近視

2005年7月25日 エッセイ
眼鏡を外して夜道を歩くとおもしろいことに気づいた。

霧がかかったみたいにモヤーっとした視界の中で、
街灯や月が妖しくボーっと光ってたり、
歩道の白線が淡く青白くスーッと伸びてたり。

目がいい人には見えない世界にいるようで、
目が悪いことが得なことだと初めて思った。

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